2012年10月25日
「神戸ブランメル倶楽部」って、ご存じでしょうか?
突然ですが、「神戸ブランメル倶楽部」ってご存じでしょうか?
『日本近代洋服発祥の地』である神戸から日本の紳士の装いをもっと盛り上げたい
という想いから生まれたのが神戸ブランメル倶楽部で、主な活動としては
毎年5月と11月に六甲アイランドと旧居留地を中心として
それぞれ〈コットン ア ウォーク〉と〈ツイード ア ウォーク〉というイベントが行われています。
また、それ以外にも、様々なセミナーや展示会があります。
もうすぐ11月のイベントが行われるタイミングですので、その事前情報として
5月の話になりますが春の「コットンアウォーク」に参加してきた時の話を
アップしておこうと思います。
(今年の「ツイードアウォーク」は11月11日に開催されます)
神戸ファッション美術館のオルビスホールにて、スライドショー&トークショーがありました。
タイトルは「サヴィル・ロウの真面目なお話」。

「サヴィル・ロウ」と言えば「背広」の語源と言われるロンドンのショッピングストリート。
紳士服の名門テイラーが多く集まっていて、「紳士服の聖地」とも言われています。
そんなサヴィル・ロウを良く知る長谷川喜美さんと久保田博さんが、それぞれの視点で
お話し下さいました。
長谷川喜美さんは、イギリスを中心に、ヨーロッパの魅力を文化とクラフツマンシップ、
食の視点から紹介しているジャーナリスト。
また、ビスポーク・シューズやサヴィル・ロウ・テーラリングなどに関する記事を、
雑誌を中心とした媒体に執筆しておられます。
久保田博さんは、英国の老舗テーラー、ギーブス&ホークスにてテーラリングと
カッティングを学んだ後帰国されました。

その後、ギーブス&ホークスJAPAN、45RPMバドゥアール・ビスポークの
チーフカッターを歴任して現在は独立していらっしゃいます。
長谷川さんは、サヴィル・ロウのテーラーの歴史感や成り立ち、気質やテーラーに
よっての違い、他の国のテーラーとの違いなど、とても興味深く聞かせて頂きました。
取材の苦労話や秘話なども面白かったです。

久保田さんは、実際にテーラーで働いた方なので、現場エピソードやそこにいないと
知り得ないお話しなど、これもまた非常に興味深いお話でした。
久保田さんはもともと、英国の大学在学中に論文を書くためにサヴィル・ロウを
取材されたのがきっかけで、ギーブス&ホークスに入られたそうです。
ちなみに、その時取材拒否をされたのがギーブス&ホークスだったそうで、
拒否されたことでますます興味が沸いてアポ無しで飛び込み取材をしたそうです。
取材中に魅せられて仕事にしてしまうっていうのも凄い話ですね。
そしてこれは、「神戸テーラーの競演」と題して、FTI社の協力により提供された
コットン生地やアイリッシュリネン生地を用いて、コルウ、ベストリア、ファイブワン、
BIGMAN、麻布テーラー神戸店、バーニーズニューヨーク神戸店という神戸の
テーラー6店がスーツやジャケットを制作したものです。

コットンアウォーク2日目は旧居留地に舞台を移し、コットンやリネン、サマーウールなどの
春夏物のジャケットを粋に羽織って、街を散歩しましょうというイベント。
ザ・チャータードスクエアにて懇親会も行われました。

食事やお酒を飲みながら和気あいあいとお話ししたり、写真を撮ったりの会です。



(↑ ユナイテッドアローズの鴨志田康人さんと小木基史さん)
とても勉強になりました。神戸ブランメル倶楽部を通じて知るいろいろなことを
是非お客様のサービスに活かしていきたいですし、この有意義な活動のことも
もっと広めていきたいと思っています。 がんばります!
『日本近代洋服発祥の地』である神戸から日本の紳士の装いをもっと盛り上げたい
という想いから生まれたのが神戸ブランメル倶楽部で、主な活動としては
毎年5月と11月に六甲アイランドと旧居留地を中心として
それぞれ〈コットン ア ウォーク〉と〈ツイード ア ウォーク〉というイベントが行われています。
また、それ以外にも、様々なセミナーや展示会があります。
もうすぐ11月のイベントが行われるタイミングですので、その事前情報として
5月の話になりますが春の「コットンアウォーク」に参加してきた時の話を
アップしておこうと思います。
(今年の「ツイードアウォーク」は11月11日に開催されます)
神戸ファッション美術館のオルビスホールにて、スライドショー&トークショーがありました。
タイトルは「サヴィル・ロウの真面目なお話」。

「サヴィル・ロウ」と言えば「背広」の語源と言われるロンドンのショッピングストリート。
紳士服の名門テイラーが多く集まっていて、「紳士服の聖地」とも言われています。
そんなサヴィル・ロウを良く知る長谷川喜美さんと久保田博さんが、それぞれの視点で
お話し下さいました。
長谷川喜美さんは、イギリスを中心に、ヨーロッパの魅力を文化とクラフツマンシップ、
食の視点から紹介しているジャーナリスト。
また、ビスポーク・シューズやサヴィル・ロウ・テーラリングなどに関する記事を、
雑誌を中心とした媒体に執筆しておられます。
久保田博さんは、英国の老舗テーラー、ギーブス&ホークスにてテーラリングと
カッティングを学んだ後帰国されました。

その後、ギーブス&ホークスJAPAN、45RPMバドゥアール・ビスポークの
チーフカッターを歴任して現在は独立していらっしゃいます。
長谷川さんは、サヴィル・ロウのテーラーの歴史感や成り立ち、気質やテーラーに
よっての違い、他の国のテーラーとの違いなど、とても興味深く聞かせて頂きました。
取材の苦労話や秘話なども面白かったです。

久保田さんは、実際にテーラーで働いた方なので、現場エピソードやそこにいないと
知り得ないお話しなど、これもまた非常に興味深いお話でした。
久保田さんはもともと、英国の大学在学中に論文を書くためにサヴィル・ロウを
取材されたのがきっかけで、ギーブス&ホークスに入られたそうです。
ちなみに、その時取材拒否をされたのがギーブス&ホークスだったそうで、
拒否されたことでますます興味が沸いてアポ無しで飛び込み取材をしたそうです。
取材中に魅せられて仕事にしてしまうっていうのも凄い話ですね。
そしてこれは、「神戸テーラーの競演」と題して、FTI社の協力により提供された
コットン生地やアイリッシュリネン生地を用いて、コルウ、ベストリア、ファイブワン、
BIGMAN、麻布テーラー神戸店、バーニーズニューヨーク神戸店という神戸の
テーラー6店がスーツやジャケットを制作したものです。

コットンアウォーク2日目は旧居留地に舞台を移し、コットンやリネン、サマーウールなどの
春夏物のジャケットを粋に羽織って、街を散歩しましょうというイベント。
ザ・チャータードスクエアにて懇親会も行われました。

食事やお酒を飲みながら和気あいあいとお話ししたり、写真を撮ったりの会です。



(↑ ユナイテッドアローズの鴨志田康人さんと小木基史さん)
とても勉強になりました。神戸ブランメル倶楽部を通じて知るいろいろなことを
是非お客様のサービスに活かしていきたいですし、この有意義な活動のことも
もっと広めていきたいと思っています。 がんばります!
Posted by kawakiya at 17:21│Comments(2)
│イベント、ショウ、パーティー
この記事へのコメント
とっても素敵な集まりですね(*^_^*)
女性はこういった集まりなど機会が多いかもですが、男性のオシャレも大賛成です!
参加される方が増えれば素敵なオシャレな方も増えていいですよね☆
11月11日のお集まりのアップも楽しみにしております!(^^)!
女性はこういった集まりなど機会が多いかもですが、男性のオシャレも大賛成です!
参加される方が増えれば素敵なオシャレな方も増えていいですよね☆
11月11日のお集まりのアップも楽しみにしております!(^^)!
Posted by 上田まよ at 2012年10月26日 13:45
まよさん
コメントありがとうございます
ファッション業界の諸先輩方は、お洒落な男性が減ったと言っておられます
「男性はもっと女性を意識して、お洒落しなさい」と言っておられる重鎮もいます
まさに、その通りですね
男のお洒落はやっぱり女性にモテる為ですよ
男性も女性ももっとお洒落をして、いっぱい洋服や靴やバッグを買って、どんどんクリーニングに出して欲しいモノです
コメントありがとうございます
ファッション業界の諸先輩方は、お洒落な男性が減ったと言っておられます
「男性はもっと女性を意識して、お洒落しなさい」と言っておられる重鎮もいます
まさに、その通りですね
男のお洒落はやっぱり女性にモテる為ですよ
男性も女性ももっとお洒落をして、いっぱい洋服や靴やバッグを買って、どんどんクリーニングに出して欲しいモノです
Posted by kawakiya at 2012年10月29日 13:21
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