2013年12月21日
メンズファッションのルーツを学び、ちょっと感動!
「日本の男服 ― メンズ・ファッションの源泉 - 」を見に行ってきました。
神戸ファッション美術館での内覧会とレセプションにご招待頂いたのですが、
メンズ服の時代ごとの変遷が順に展示されていて、とても勉強になりました。
もちろん、先日当社でお手入れさせて頂いた洋服も展示されていました。
こういう風に展示されているのを生で見ると、ちょっと感慨深かったです。
明治時代の貴族の洋装から軍服、大正から昭和初期にかけてのメンズスーツの変遷、
1960年代からのVANに象徴されるアメリカファッション、エドワーズに象徴されるヨーロッパファッション
弊社は明治34年(1901年)の創業。
創業の地広島で、大本営の天皇陛下の軍服の洗濯を御用達したと語り継がれています。
今回の展示品には、その時代と近い時期の軍服もあり、弊社のルーツに少し触れることが出来た気がしました。
ありがとうございました。
レセプションには石津祥介氏、くろすとしゆき氏、白井俊夫氏などメンズファッション界の重鎮がズラーッと。
メンズスリーピースのパーツ展示は、石田洋服店さんのご協力だそうです。
神戸ファッション美術館での内覧会とレセプションにご招待頂いたのですが、
メンズ服の時代ごとの変遷が順に展示されていて、とても勉強になりました。
もちろん、先日当社でお手入れさせて頂いた洋服も展示されていました。
こういう風に展示されているのを生で見ると、ちょっと感慨深かったです。
明治時代の貴族の洋装から軍服、大正から昭和初期にかけてのメンズスーツの変遷、
1960年代からのVANに象徴されるアメリカファッション、エドワーズに象徴されるヨーロッパファッション
弊社は明治34年(1901年)の創業。
創業の地広島で、大本営の天皇陛下の軍服の洗濯を御用達したと語り継がれています。
今回の展示品には、その時代と近い時期の軍服もあり、弊社のルーツに少し触れることが出来た気がしました。
ありがとうございました。
レセプションには石津祥介氏、くろすとしゆき氏、白井俊夫氏などメンズファッション界の重鎮がズラーッと。
メンズスリーピースのパーツ展示は、石田洋服店さんのご協力だそうです。
2013年10月20日
神戸コレクションに参加
アップするのが遅くなりましたが、9月1日は「神戸コレクション」に行きました。
神戸コレクションと言えば、リアル・クローズを対象としたファッションショーの先駆けで
春にS/S秋にA/Wの新作を発表するのが特徴です。
東京ガールズコレクションの前身のようなモンですかね?
モデルさんやタレントさんもたくさん出演されました。
会場はファッション感度の高そうな女性で溢れかえっていて、
女性ってやっぱりオシャレで楽しいことが大好きなんだなぁって改めて感じました。
実際に参加していろんなものを見ることってとても大事な勉強ですね、
こういう人達のお役に立てるよう精進を怠らないようにせねばと気持ちを新たにした1日でした。
神戸コレクションと言えば、リアル・クローズを対象としたファッションショーの先駆けで
春にS/S秋にA/Wの新作を発表するのが特徴です。
東京ガールズコレクションの前身のようなモンですかね?
モデルさんやタレントさんもたくさん出演されました。
会場はファッション感度の高そうな女性で溢れかえっていて、
女性ってやっぱりオシャレで楽しいことが大好きなんだなぁって改めて感じました。
実際に参加していろんなものを見ることってとても大事な勉強ですね、
こういう人達のお役に立てるよう精進を怠らないようにせねばと気持ちを新たにした1日でした。
2013年09月21日
ファッション業界の貴重な資料や展示品
先日、ちょっと緊張してしまうような貴重な品物のクリーニングを依頼されました。
神戸ファッション美術館様から、展示資料のクリーニングを当社に頼みたいと
神戸ブランメル倶楽部の会長をしておられる百々さんからのご相談でした。
内容を詳しくお聞きすると、10月11日から始まる「日本の男服-メンズファッションの源泉」という特別展示の為に、
服飾評論家のくろすとしゆきさんから寄贈されたモノだとおっしゃいます。
くろすとしゆきさんとは、かつてのVANヂャケットにて創業者石津謙介氏の 片腕として、IVY、トラッドの商品開発、
KENTの立ち上げをされた、メンズファッション 草創期の重鎮です。
今回のご依頼品は、VANのブレザーや当時VANで製造された「POLO RALPH LAUREN」のジャケット、
クロス・アンド・サイモンのスーツなど、60年代70年代のメンズファッションの、とてもとても貴重な資料ばかりです。
商品のチェック、洗浄や仕上げの処方、ボタンなどの付属品の取り扱いを考えていくと自然に緊張感が奔ります。
弊社の技術者、百々さんを交え細部に渡り相談をしながら決めていきました。
百々さん
技術者は緊張と充実感が交錯しながら作業をしていきます。
今回の作業は長年の保管中に発生したカビの除去がメイン。
何と言っても40~50年近く前の商品ですから、目には見えなくても生地やボタンの劣化が
相当進んでいるはず。つまりとてもデリケートな状態。
しかもファッション業界にとって貴重な資料であることも頭の中に置きながら…です。
お陰様で何とか事故無く、汚れやカビを除去することが出来ました。
百々さんのチェックでもOKをもらうことが出来ました。無事、納品完了です。
ホッと胸を撫で下ろした私と技術者。
今回の経験は、緊張と充実感に充ち満ちたモノでした。
これでまた弊社も成長出来たことと思います。
このような貴重な機会をくださった神戸ファッション美術館様、またそのご縁の元になった神戸ブランメル倶楽部に
心から感謝したいと思います。ありがとうございました。
神戸ファッション美術館様から、展示資料のクリーニングを当社に頼みたいと
神戸ブランメル倶楽部の会長をしておられる百々さんからのご相談でした。
内容を詳しくお聞きすると、10月11日から始まる「日本の男服-メンズファッションの源泉」という特別展示の為に、
服飾評論家のくろすとしゆきさんから寄贈されたモノだとおっしゃいます。
くろすとしゆきさんとは、かつてのVANヂャケットにて創業者石津謙介氏の 片腕として、IVY、トラッドの商品開発、
KENTの立ち上げをされた、メンズファッション 草創期の重鎮です。
今回のご依頼品は、VANのブレザーや当時VANで製造された「POLO RALPH LAUREN」のジャケット、
クロス・アンド・サイモンのスーツなど、60年代70年代のメンズファッションの、とてもとても貴重な資料ばかりです。
商品のチェック、洗浄や仕上げの処方、ボタンなどの付属品の取り扱いを考えていくと自然に緊張感が奔ります。
弊社の技術者、百々さんを交え細部に渡り相談をしながら決めていきました。
百々さん
技術者は緊張と充実感が交錯しながら作業をしていきます。
今回の作業は長年の保管中に発生したカビの除去がメイン。
何と言っても40~50年近く前の商品ですから、目には見えなくても生地やボタンの劣化が
相当進んでいるはず。つまりとてもデリケートな状態。
しかもファッション業界にとって貴重な資料であることも頭の中に置きながら…です。
お陰様で何とか事故無く、汚れやカビを除去することが出来ました。
百々さんのチェックでもOKをもらうことが出来ました。無事、納品完了です。
ホッと胸を撫で下ろした私と技術者。
今回の経験は、緊張と充実感に充ち満ちたモノでした。
これでまた弊社も成長出来たことと思います。
このような貴重な機会をくださった神戸ファッション美術館様、またそのご縁の元になった神戸ブランメル倶楽部に
心から感謝したいと思います。ありがとうございました。